『第132回談話会』を歴史館で実施します。
○ 日 時  平成20年12月14日(日)

          午後1時〜午後4時ころまで

○ 会 場   茨城県立歴史館 講堂 (水戸市緑町)

○ 演 題  「藁製祭具の伝承」

○ 講 師  石本 敏也さん(聖徳大学講師、本会会員

○ 一般の方の聴講は無料です。

 

講演要旨


  農村を中心として、藁細工はかつて生活の必需品でした。蓑や草履など、衣食住の隅々まで、
 藁は生活と密接な関 係を持っていました。発表では、この藁細工の伝承に関し、特に信仰の
 場に現れる藁製祭具を取り上げ考えていきます。

  東日本を中心に、ムラ境に魔除けなどとして立つ藁の大人形は、広く知られるところです。
 この大人形は、茨城県内にも幾つか報告されており、他にも県内では盆綱行事など、藁を扱った
 貴重な事例を認めることができます。

  ところが近年、農業の機械化をはじめとした大きな農業の変化により、藁を入手することが大変
 困難な状況にあります。こうした現状において、改めてこれまで私たちが培ってきた藁製祭具を
 位置づけることは意義ある作業と考えます。

  本発表では、現代の藁製祭具を視野に入れ、その変遷も含めながら日本海側である新潟県、
 福島県の事例と併せ、藁製祭具の伝承を中心に考察を加えていきたいと思います。
 茨城民俗学会の皆さんはもちろん、一般の方、ご参加くださる皆様のご教示等頂ければ幸いです。



 ※今後の談話会予定

 
第133回談話会

 ・日時 平成21年2月8日(日)午後1時

 ・場所 茨城県立歴史館講堂